ビジネスの細道

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Googleが本をスキャンする行為は合法:著作権侵害訴訟判決

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 Googleが本をスキャンする行為はフェアユース(公正な利用)にあたり合法との判決が出たようです。まだ上訴で覆る可能性も残っていますが、とても興味深い判決です。
 判決文はまだ見ていませんがニュースからすると下記のような理由が挙げられているようです。

  • Googleの複製行為は、全文から検索された部分のみを一部表示するもので、また著作物へのリンクがつけられるという点で"高度に改変(highly transformative)"されたものであり、原著作物の市場を侵害するものではなく著作者は収入を奪われるという結果を招いていないこと
  • 読者が本を発見するのを助ける役目すら果たしており著作者の利益に寄与していること
  • 物理的に損傷する古い本を保護する役割を果たしていること
  • 盲目の人への書籍アクセスを助けていること

 

 検索技術を持っているgoogleだからこそのサービスといえるかもしれませんが、ウェブ検索技術とは異なる軸で他の企業に食い込んでもらい、googleの一人勝ちにならないようになるともっと活性化するのかなあと感じます。

 日本国内で同じことをしようとすると日本版フェアユースでは厳しいものがあるかもしれませんが、リスクをとるベンチャー等は新しいビジネスを考えてくるかもしれません。

 

Googleが本をスキャンする行為は合法との判決が下る
Googleが本をスキャンしてオンライン上の検索サービスに利用しているのは著作権法違反であるとして、著作者連合が法的措置をとり長年裁判が行われてきましたが、このたび「スキャン行為は合法」という判決が下りました。
Google wins book-scanning case: judge finds “fair use,” cites many benefits — Tech News and Analysis
http://gigaom.com/2013/11/14/google-wins-book-scanning-case-judge-finds-fair-use-cites-many-benefits/
ニューヨークの巡回裁判所のデニー・チン判事は、GoogleがAuthorsGuild(著作者連合)と8年にも渡って争ってきた著作権侵害訴訟で「Googleによるスキャニングは合法である」との判断を下しました。
これまで、Googleは、出版された2000万冊を超える本をスキャンし電子化、書籍の全文から検索を行えるサービス「Google Books」を提供してきました。Google Booksでは、書籍内の全文を対象に検索を行うことができ、検索結果には書籍の内容の一部が無料で表示されます(著作権が消滅している書籍の場合は、全文表示)。また、Google Booksでは、検索された書籍は、ネット販売サイトへのリンクが表示されています。

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