年俸・給与は明暗くっきり
グリーで年俸カットという記事がでていました。同日に給与総額2ヶ月連続でアップという景気回復を想起させるニュースも出ていただけにまさに明暗分かれるという状況です(給与総額アップといっても賞与等があがったということで基本給部分は微減しているようではありますが)。
グリー 敗戦処理で年俸カット続出、「ネイティブ一発待ち」の絶望:MyNewsJapan
給与総額、2カ月連続で増加=賞与アップ―7月 (時事通信) - Yahoo!ニュース
グリーの記事を要約すると、成長が止まり、減収減益決算となった2013年6月期。最終利益は前期比53%減と半減し、固定費を削減しなければ来期の赤字転落も見えてきてしまった。そこでボーナスカット、年俸(基本給)カットの人事制度対応を実施しているということのようです。
タイトルが敗戦処理となっており厳しい論調だが、最終利益が前年比で53%減とはいえ、まだまだ黒字企業であることに変わりない。減益だけでなく減収もしており減収減益となっているが、敗戦処理といわれるレベルではまだないと思う。
パズドラが典型だと思うが一本大きなヒットが出れば売上も利益も跳ね上がる業界なのでまだまだ戦えるのではないかな。グリーの場合は、ソーシャルゲームのプラットフォームを持っているわけなので、チャンスはまだまだ大きいと思います。
記事には6月から8月の3ヶ月に50人が辞めたと記載がありました。良くも悪くもこの業界は、コンテンツを作るにしても新しいプラットフォームを作るにしてもエンジニアが必須のビジネスモデルなので、エンジニアが転職していくことで業界勢力図もかわるかもしれないなあなどと考えてしまいました。