非実在バンカー半沢直樹をみて
今日も半沢直樹面白かった。次回以降の話の起こし部分とはいえ、きちんと盛り上がりどころも作り見応えがあった。
制作側としては、
1. 主題歌を設けない
2. ジャニーズ枠等のイケメン俳優ではなく役重視での配役
と従来の流行るといわれるドラマ常識から外れる形で面白いドラマを作るという信念で制作しているらしい。主題歌がないというのは、指摘されるまで気付かないくらいドラマに見入ってしまっていた。確かに、シリアスな話で盛り上がっているところで歌が流れても興ざめしてしまうだろうから正解のように思う(もちろん、良いシナリオがあったうえでのことですが)。
倍返しというわかりやすい台詞も、言われっぱなし、やられっぱなしという奥ゆかしい生活をしている日本人サラリーマンにうけたのかもしれない。
「オレたちバブル入行組」「オレたち花のバブル組」が原作らしいが、原作本も売れているらしい。原作本読みたくなる気持ちはわかる。
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毎度ドラマのよくわからない設定や誤解が生じそうな点に突っ込む記事を書いていました(関連記事参照)。常務に土下座の勝負話をする銀行員(しかも次長クラス)なんていないなあと思いつつ、今回は特に突込み記事は投稿しません。
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