ビジネスの細道

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ディズニーがコミケ参戦:海外漫画・アニメ

ディズニーが冬コミケに参戦するというニュースを見ました。

史上初! ディズニーが今冬のコミックマーケットに参戦決定! - ぴあニュース - 朝日新聞デジタル&M

ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパンが来年1月公開の映画『エンダーのゲーム』を引っ提げ、12月29日(日)から東京ビックサイトで開催されるコミックマーケット85に参加することが決定した。ディズニーがコミックマーケットに参加するのは史上初となる。

 映画のプロモーション活動の一環として出展するとはいえ、わざわざコミケにディズニーが参戦するというのは驚きました。
 著作権をはじめとして権利関係にうるさいディズニーが、著作権的にグレーなことをやっている参加者もいらっしゃるイベントに参加するというのは色々と考えさせられます。

 確かに集客力は物凄いイベントですから、プロモーションで参加すれば宣伝効果も期待できるところではありますが。

 

 先の記事には、宣伝プロデューサーのコメントものっていました。

本作の宣伝プロデューサーを務めるディズニーの百合草太郎氏は「原作を読んだときに、設定や主人公の描き方が凄く身近で魅力的に感じました。日本(のアニメ)っぽいなぁと。『エンダーのゲーム』は日本のアニメと同じように“人”をしっかり描いた作品」と分析し、「日本のマーケットではアニメやマンガなどがもはやサブカルチャーではなく、日本のカルチャーそのものでマイノリティではありません。彼らは自ら面白いものを探しに行くカルチャーのパイオニアで、それが現代のマジョリティだと思います。今のマーケットは押し付ける“説得”ではなく“共感”して面白いものを楽しんでもらう時代。そんな方々が集うコミケに実際にこの夏参加して、その熱量と集客力は日本最大級のイベントだと感じましたし、映画の垣根を超え『エンダーのゲーム』というコンテンツで参戦できることを非常に光栄に思っています」とコメントしている。

 日本のマーケットではアニメや漫画などがもはやサブカルチャーではなく、もはやマジョリティだというように考えているようです。マジョリティまではいかないまでも大きな市場であることは間違いないですし、購買力のある方が多いので企業が目を付けてマーケティングで訴求してくるというのも理解できます。

 

 先日いった第2回海外マンガフェスタも海外の出版社・アニメ関係者が日本のイベントに出展するという構図でした。海外から日本の漫画・アニメ市場に食い込んでくるような動きが頻繁にみられるようになった気がします。先手をうてるようなアイデアだししてみたいと思いました。